もうすぐ TITTI BOUTIQUE オープンして3年が経とうとしています。
私は、2007年にコスチュームジュエリーブランド TITTI(旧 titti)をスタートして、
10年目となる2017年にアトリエショップとしてTITTI BOUTIQUEをオープンしました。
コスチュームジュエリーブランドのアトリエショップで、どうしてヴィンテージのお洋服やバッグのセレクトを始めたのか。
と、よく聞かれます。
『なぜヴィンテージなのか。』
ひとつは、単純に
10代の頃からヴィンテージの魅力に夢中で
皆さまにご紹介したい。という気持ちから。
古き良き時代に手作業で作られた贅沢で美しい洋服や小物。
遊び心溢れるユニークなデザインや素材使い。
流行ではない不変的な物としての魅力。
人と被ることのない自分だけの特別な一点を愛でることのできる充足感。
などなど、
挙げたらきりがありません。
流行ではなく、
物として魅力を感じているので、時には少し直したりしながら、永く大切に着ることができます。
私も、10代の頃購入したヴィンテージのお洋服で、今も大切に着用しているものがいくつもあります。
そして、もうひとつ。
ヴィンテージがサスティナブルな商品だから。
毎年、次々と新しい衣服が生産され
国内だけでも「年間約100万トン」
およそ30億着にも上る衣服が捨てられていると言われています。
この捨てられた服の話と、地球環境とは無関係ではなく
多くの衣服は、リサイクルされることなく、焼却処分または埋め立て処分され、大量の温室効果ガスを排出。
その為、衣服製造は、“環境負荷の多い産業”だと言われています。
(物を造るという事は、多少なりともゴミが出て、種類によっては水や空気が汚れます。)
勿論、現在生産されているお洋服を買うことがいけないという事ではありません。
私も、永く着ていきたいと思える素敵なブランドさんのお洋服を購入し、大切に着させて頂いています。
そういうブランドさんのお洋服は、人生や日々、心に彩りを与えてくれると思っています。
そして。
ヴィンテージも同じだと思っています。
TITTI BOUTIQUEでヴィンテージのお洋服や小物の魅力を皆さんにご紹介させて頂くことで、
地球環境や資源に配慮し、美しい地球を残すためのサスティナブルな取り組みとして、
ヴィンテージという選択肢をご提供出来ることが何より嬉しく、誇りに思っています。
注 : 写真の作品の解釈と今回の内容は異なります。